3-1.統合型ワークフローkintoneプラグイン&アプリ 便利な使い方Tips集
統合型ワークフロー kintoneプラグイン&アプリ 便利な使い方Tips集

承認経路 関連

1.[Cybozu.com共通管理]にて上記の通り、自社の組織の実態に合わせて設定する。
2.[経路定義]アプリの[承認者指定]で以下のいずれの設定を行う。
- 「優先する組織」と役職
- 「優先する組織」の上位組織と役職
- 「優先する組織」を含む上位組織と役職
※ 該当役職者がいない場合、自動的にスキップされます。
※ 最終承認者は必須な為、スキップされません。

1.[cybozu.com共通管理]→[組織/ユーザー]→[プロフィール項目の設定]から
以下項目を追加。
- 項目名:上長
- 項目コード:jocho
- タイプ:ユーザー選択
- 公開/非公開:公開

※ フィールド名は、任意の値に変えても問題ありません。
1.[申請元]アプリに以下フィールドを追加
- 数値フィールド(フィールド名:申請金額)
2.[KWFフォーム定義]アプリの[3.ワークフローの適用条件を指定します。]で
[適用条件の有効化]を[する(AND)]にして以下設定。
- 適用条件フィールドコード:申請金額
- 適用条件式:>=1000
3.[4.申請経路を指定します。]で以下設定。
・5,000円未満のフロー
- 上限金額:4,999
- 経路名:承認フローAを選択
・100,000円未満のフロー
- 上限金額:99,999
- 経路名:承認フローBを選択
※フィールド名やフィールドコードは任意の値に変更しても問題ありません。
1.分岐条件にしたい3つの条件をそれぞれkintone標準機能のIF関数で変換。
設定例)稟議申請アプリ上に以下文字列フィールド(自動計算)を設置。
- 条件①フィールド:申請区分が「新規」だったら1、「更新」だったら2
IF( 申請区分 = "新規" , 1 , IF( 申請区分 = "更新" , 2 , ""))
- 条件②フィールド:購入種類が「システム購入」だったら1、「物品購入」だったら2
IF( 購入種類 = "システム購入" , 1 , IF( 購入種類 = "物品購入" , 2 , ""))
- 条件③フィールド:金額が「10万円未満」だったら1、「10万円以上」だったら2
IF( 金額 < 100000 , 1 , IF( 金額 >= 100000 , 2 , ""))
※ 条件①~③フィールドのフィールドは、条件_1、条件_2、条件_3
2.稟議申請アプリ上に以下文字列フィールド(自動計算)を設置。
- フィールド名・フィールドコード:WF条件分岐制御用
- 自動計算:条件_1 & "_" & 条件_2 & "_" & 条件_3
3.[KWF経路条件]アプリでそれぞれの経路レコードを作成。
4.[KWFフォーム定義アプリ]の[4.申請経路を指定します。]で
以下のように設定。
設定例)
- 経路条件式:==="1_1_1"
⇒ 申請元アプリへの条件分岐用フィールド設置と、[KWFフォーム定義]アプリの経路設定により可能です。
※ 申請元アプリ上に、申請区分チェックボックス(選択肢:会計システム、勤怠システム、販売管理システム)が設置されている事を前提とします。
1.申請元アプリに文字列(1行)フィールドを設置。
例)
- フィールド名/フィールドコード:条件分岐用
- 計算式:
IF(AND(CONTAINS(申請区分 , "会計システム") , CONTAINS(申請区分 , "勤怠システム")) , 1 ,
IF(CONTAINS(申請区分 , "会計システム") , 2 ,
IF(CONTAINS(申請区分 , "勤怠システム") , 3 , 0 )))

2.[KWF経路定義]アプリで各承認経路を作成。
- 財務部門と人事部門が含まれている経路
- 財務部門が含まれている経路
- 人事部門が含まれている経路
- 財務部門と人事部門が含まれていない経路
3.[KWFフォーム定義]アプリで該当のレコードを開き、[4.申請経路を指定します。]で以下設定。
経路条件式:==="1" ⇒ 財務部門と人事部門が含まれている経路
経路条件式:==="2" ⇒ 財務部門が含まれている経路
経路条件式:==="3" ⇒ 人事部門が含まれている経路
経路条件式:==="0" ⇒ 財務部門と人事部門が含まれていない経路

※ アクセス権申請だけでなく、稟議や財務系、人事系申請でも、同じような設定が可能です。
⇒ 職務権限規程アプリを作成する事によって、便利に管理する事が可能です。
1.[職務権限規程]アプリを作成。
2.[KWF経路定義]アプリ上にルックアップフィールド(参照アプリは[職務権限規程]アプリ)を設置。



⇒ 承認者としてグループを指定する事によって可能です。
1.[cybozu.com共通設定]の[グループ(ロール)と所属ユーザーの設定]でグループを作成。
設定例)総務部と課長を同Stepで承認者に設定したい
・タイプ:動的
・所属ユーザーの条件の編集:いずれかの条件を満たす
- 所属組織 次のいずれかを含む 総務部
- 役職 次のいずれかを含む 課長

2.[KWF経路定義]アプリの[承認者指定]でグループを選択後、[承認グループ指定]で上記グループを
指定。


⇒ 申請元フィールドを承認者として指定する事により可能です。
1.申請元アプリにユーザー選択フィールド(フィールド名:プロジェクト責任者)を追加。

2.該当「KWF経路定義」レコードを開く。
3.「承認経路」サブテーブル内にプロジェクト責任者を追加。
※「承認基準」フィールド以降は何も設定しないで下さい。

4.該当「KWFフォーム定義」レコードを開く。
5.「5.申請元アプリのフィールドを設定します。」にて、上記1.で追加したフィールドの「依頼先指定Step」に承認者として反映したいStepNo(上記3.で設定したStepNo)を入力。


⇒ 申請元フィールドを承認者として指定する事により可能です。
1.申請元アプリにユーザー選択フィールド(フィールド名:管轄マネージャー)を追加。
※ 上記フィールドは、店舗マスタアプリ等からルックアップで取得する事を推奨します。

2.該当「KWF経路定義」レコードを開く。
3.「承認経路」サブテーブル内に管轄マネージャーを追加。
※「承認基準」フィールド以降は何も設定しないで下さい。

4.該当「KWFフォーム定義」レコードを開く。
5.「5.申請元アプリのフィールドを設定します。」にて、上記1.で追加したフィールドの「依頼先指定Step」に承認者として反映したいStepNo(上記3.で設定したStepNo)を入力。


フォーム定義 関連
⇒ [KWFフォーム定義]で対象のレコードを編集モードにして、[フィールド定義を再取得]ボタンをクリックして下さい。

[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]に追加フィールドが反映されている為、
必要に応じて、編集可否の制御等を行って下さい。


通知 関連
1.[申請元]アプリに以下フィールドを追加。
- 文字列(1行)フィールド(フィールド名:申請状態)
- 数値フィールド(フィールド名:StepNo)
- ユーザー選択フィールド(フィールド名:承認依頼先ユーザー)
2.[KWFフォーム定義]アプリの[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]にて
上記1.で追加フィールドを以下指定。
- 申請状態:申請状態
- StepNo:StepNo
- 承認依頼先ユーザー:承認依頼先ユーザー
3.[申請元]アプリの[レコードの条件通知]で以下設定。
■通知条件①
- [承認依頼先ユーザー] = 承認
- 通知内容:[●●アプリ]申請が承認されました。
- 通知先:作成者
■通知条件②
- [承認依頼先ユーザー] = 却下
- 通知内容:[●●アプリ]申請が却下されました。
- 通知先:作成者
■通知条件③
- [承認依頼先ユーザー] = 差戻し
- 通知内容:[●●アプリ]申請が差し戻されました。
- 通知先:作成者
■通知条件④
- [StepNo] = 1
- 通知内容:[●●アプリ]申請の処理をして下さい。
- 通知先:承認依頼先ユーザー
■通知条件⑤
- [StepNo] = 2
- 通知内容:[●●アプリ]申請の処理をして下さい。
- 通知先:承認依頼先ユーザー
※③以降は、ワークフローのステップ数に合わせて設定して下さい。
⇒ 以下のようなリマインダーを設定する事によって、申請者へ「未申請」のままになっている事を自動通知できます。
1.申請元アプリの[リマインダーの条件通知]を開く
2.以下設定例を参考に設定。
- 通知のタイミング:作成日時の1時間後
- 通知の条件:申請状態=未申請
- 通知内容:「申請する」ボタンが押されていません。
- 通知先:作成者
※ 1時間後、24時間後、等複数設定する事を推奨します。

⇒ 申請元アプリに[承認後追加通知先]といったユーザー選択フィールドや組織選択フィールドを追加して下さい。

[レコードの条件通知]で
- レコードの条件:申請状態 = 承認
- 通知先:承認後追加通知先
と設定する事により、回覧通知先とは別に、承認後に通知が配信されます。
⇒ リマインダー機能を利用する事により可能です。
リマインダーの条件通知 設定例)
- 通知のタイミング:更新日時の5日後
- 通知の条件:申請状態 = 進行中
- 通知先:作成者、承認依頼先ユーザー(若しくは処理依頼先、処理待ち)
尚、リマインダーの設定対象アプリですが、ワークフローアプリ、申請元アプリどちらでも構いません。

ワークフローアプリへ設定する場合
- メリット:ワークフローアプリのみに設定する為、設定、運用が楽
- デメリット:件名にアプリ名を含める事が出来ない
※ 受信者が通知メールだけではどのワークフローか分からない
申請元アプリへ設定する場合
- メリット:件名にアプリ名を含む事ができる、アプリ別に設定が可能
※ 稟議は3日後、人事系や5日後、等
- デメリット:
アプリ別に設定する必要があるから、設定、運用が大変
更新日時が起点になる為、フィールドの値を編集するとその日時が起点になってしまう

1.申請元アプリに以下フィールドを追加。
- フィールドタイプ:文字列(1行)
- フィールド名・フィールドコード:承認番号
- 値の重複を禁止する:チェックON

2.レコード追加先アプリに以下フィールドを追加。
追加フィールド①
- フィールドタイプ:ユーザー選択
- フィールド名・フィールドコード:申請元申請者
追加フィールド②
- フィールドタイプ:ルックアップ
- フィールド名・フィールドコード:申請元承認番号取得
- ほかのフィールドのコピー:申請者 ← 作成者
※ 必要に応じて、各申請元アプリから取得したいフィールドを追加した上、「ほかのフィールドのコピー」に
指定して下さい。

3.レコード追加先アプリの「アプリの条件通知」の「通知先と条件」にて、上記2.で追加した
「申請元申請者」フィールドを追加して、「レコード追加」にチェックON。
※ 通知時の件名を変更したい、申請元アプリから自動追加されたレコードのみを対象にしたい等の
条件がある場合は、「レコードの条件通知」をご利用下さい。

4.「KWFフォーム定義」アプリを開き、申請元アプリのレコードを開く。
※ KWFフォーム定義レコードを作成していない場合は、新規でレコード作成して下さい。
5.「5.申請元アプリのフィールドを設定します。」で以下設定。
- 申請元フィールドコード:承認番号 → 指定:承認番号
6.「9.最終承認時のレコード追加を設定します。」で以下設定。
- 有効:チェックON
- レコード追加先のアプリID:レコード追加先アプリ
- レコード追加先の承認番号フィールドコード:申請元承認番号取得
- レコード追加時に表示:必要に応じて、有効にチェックON



1.[KWFフォーム定義]アプリの[8.(オプション)各処理時に実行するカスタムJavaScriptを
設定します。]の[JS]実行で"する"を選択。
2.[JS実行タイミング](通知を配信したいタイミング)を選択
3.以下サンプルファイルの中身を[JS_Code]に書き込み。
(準備中)サンプルファイル

入力制限・制御 関連

※フィールド名やフィールドタイプは、任意の値に変えても問題ありません。
1.[申請元]アプリに以下フィールドを追加。
- 評価ランク(フィールドタイプ:ドロップダウン)
- 基本給(フィールドタイプ:数値)等
2.[KWFフォーム定義]アプリの[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]で
上記1.で追加したフィールドの[入力Step]に数値を入力。

※ 第1ステップ(採用部門)が評価ランクを入力、第2ステップ(労務部門)が給与内訳を入力、等が可能。
3.上記2.で入力したStep時、該当フィールドを入力しないと、
承認する事が出来なくなる。
尚、kintoneークラウドサイン連携により、
入社申請と合わせて、雇用契約書や労働条件通知書の電子契約が可能です。
詳細は こちら

※フィールド名は、任意の値に変えても問題ありません。
1.[取引先台帳]アプリにワークフローを設定。
※ 必ず、[承認番号]を反映するようにする。
2.[案件]アプリや[受注明細]アプリ上に、ルックアップフィールドを設定。
3.上記2.ルックアップフィールドで[取引先名]等と合わせて、[承認番号]を取得。
4.[承認番号]フィールドを必須化すれば、未承認の取引先は取得不可となる。

1.添付ファイルは配列になっている為、[KWFフォーム定義]アプリの適用条件式に以下設定。
- ファイル有りの場合:「.length > 0」
- ファイル無しの場合:「.length === 0」
⇒ [KWFフォーム定義]アプリの設定と、申請元アプリのアクセス権設定により、可能です。
1.申請元アプリのレコードのアクセス権を開く
2.以下アクセス権を設定
- レコードの条件:申請状態 = 承認
- ユーザー/組織/グループとアクセス権:人事部門 → 閲覧・編集チェックON
人事部門以外 → 閲覧チェックON
※上記以外の一般的なアクセス権設定は以下をクリックして確認して下さい。
アクセス権設定例 → アクセス権の設定をどのようにすれば良いのか分からない
※削除の許可有無や承認以外の申請状態への権限付与は運用に合わせて設定して下さい。

3.[KWFフォーム定義]の該当レコードを開く
4.[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]で編集を許可したいフィールドの[承認後]のチェックを
外す。


表示 関連

⇒ プルダウンフィールド等、フィルタを掛けやすいフィールドを[KWFフォーム定義]アプリへ追加して下さい。
※ 但し、グループ内やサブテーブル内へのフィールド追加はお控え下さい。
⇒ フィールド"名"は自由に変更して下さい。
例)承認依頼先ユーザー→現在の承認者、公開先ユーザー:閲覧可能な人、等
尚、くれぐれもフィールド"コード"は変更しないようお願いします。
⇒ kintoneのトップ画面やポータル上へ以下グラフを貼り付けると分かりやすくなります。
1.[KWFワークフロー]アプリ上に以下フィールドを設置。
- フィールとタイプ:数値
- フィールド名/タイプ:未処理件数
- 初期値:1
- 単位記号:件(後ろに付ける)
2.[KWFワークフロー]アプリで以下グラフを作成。
- グラフの種類:表
- 分類する項目(大項目):申請状態
- 集計方法:合計(未処理件数)
- 条件:承認待ち 次のいずれかを含む ログインユーザー
3.[KWF回覧通知]アプリ上に以下フィールドを設置。
- フィールとタイプ:数値
- フィールド名/タイプ:未回覧件数
- 初期値:1
- 単位記号:件(後ろに付ける)
4.[KWF回覧通知]アプリで以下グラフを作成。
- グラフの種類:表
- 分類する項目(大項目):回覧状態
- 集計方法:合計(未回覧件数)
- 条件:
1.回覧状態 次のいずれかを含む 未読・キープ
2.回覧通知先 次のいずれかを含む ログインユーザー
5.kintoneトップ画面に上記で作成した表を貼り付け
※ 表の貼り付けだけだと分かりづらい為、「処理する場合は こちら より一覧表示して下さい」といった文言を追加する事を推奨します。

⇒ それぞれ以下をキーに申請元アプリ上に[KWF処理履歴]や[KWF回覧通知]を関連レコードとして表示出来ます。
- KWF処理履歴:アプリID + レコード番号
- KWF回覧通知:承認番号


※ レコード番号を自動計算対象にする場合は、カスタマイズが必要です。
⇒ 文字列(1行)フィールドの計算式で、申請状態を統合する事で見やすくなります。
例)一つのアプリ上で海外出張の事前申請と帰国後の旅費申請をする場合
・事前申請の申請状態フィールド:申請状態_1
・旅費申請の申請状態フィールド:申請状態_2
二つの申請状態を統合する為の、文字列(1行フィールド)を用意します。
・フィールド名:申請状態
・計算式:
IF(申請状態_2 = "承認" , "完了" ,
IF(申請状態_2 = "進行中" , "④旅費申請 進行中" ,
IF(AND(申請状態_1 = "承認" , 申請状態_2 = "未申請") , "③事前申請 完了" ,
IF(申請状態_1 = "進行中" , "②事前申請 進行中" ,
IF(申請状態_1 = "未申請" , "①未申請" , "")))))
※ 却下や差戻し等、必要に応じて計算式を変更して下さい。
※ 統合した申請状態のフォントを変更したい場合は、別途カスタマイズが必要です。


多段階ワークフロー・データ連携 関連

※フィールド名等は、任意の値に変えても問題ありません。
※一つ目のワークフロー用フィールドとして、
[承認番号]を設置している事を前提にしています。
1.既に完成している一つ目のワークフローアプリ上に
二つ目のワークフロー用フィールドを追加。
- kwfデータ
- 申請状態 等

2.[KWFフォーム定義]アプリで二つ目のワークフロー用にレコードを追加。
3.[適用条件の有効化]を[する(AND)]にして以下設定。
- 適用条件フィールドコード:承認番号
- 適用条件式:!==""
4.[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]で
二つ目のワークフロー用フィールドを指定。

1.[商品開発申請]アプリにワークフローを設定。
※ 必ず、[承認番号]を反映するようにする。
2.[販促物制作依頼]アプリ上にルックアップフィールド(取得先は[商品開発申請]アプリ)を設定。
3.3.上記2.ルックアップフィールドで[商品名]等と合わせて、[承認番号]を取得。
4.[承認番号]フィールドを必須化すれば、未承認の商品開発申請は取得不可となる。
※Javascriptによるカスタマイズによって、以下のような多段階ワークフローを作成する事も可能です。
1.先行アプリで承認時、後続アプリの新規レコードを自動作成する。
2.先行アプリの承認時、後続アプリのレコードを自動更新する。
(承認番号を後続アプリのレコードに自動反映させる等)
3.後続アプリで、先行アプリへのルックアップ更新させる。

⇒ 承認後の別アプリへの自動レコード追加機能 により、可能です。
1.申請元アプリ(入社申請アプリ)に以下フィールドを追加。
- フィールドタイプ:文字列(1行)
- フィールド名・フィールドコード:承認番号
- 値の重複を禁止する:チェックON

2.各レコード追加先アプリ(アクセス権申請やセキュリティカード申請)に以下フィールドを追加。
- フィールドタイプ:ルックアップ
- フィールド名・フィールドコード:入社申請承認番号取得
※ 必要に応じて、各申請元アプリから取得したいフィールドを追加した上、「ほかのフィールドのコピー」に
指定して下さい。

3.「KWFフォーム定義」アプリを開き、申請元アプリ(入社申請アプリ)のレコードを開く。
※ KWFフォーム定義レコードを作成していない場合は、新規でレコード作成して下さい。
4.「5.申請元アプリのフィールドを設定します。」で以下設定。
- 申請元フィールドコード:承認番号 → 指定:承認番号
5.「9.最終承認時のレコード追加を設定します。」で以下設定。
サブテーブル1行目
有効:チェックON
レコード追加先のアプリID:レコード追加先アプリ(アクセス権申請アプリ)のアプリID
レコード追加先の承認番号フィールドコード:入社申請承認番号取得
レコード追加時に表示:必要に応じて、有効にチェックON
サブテーブル2行目
有効:チェックON
レコード追加先のアプリID:レコード追加先アプリ(セキュリティカード申請アプリ)のアプリID
レコード追加先の承認番号フィールドコード:入社申請承認番号取得
レコード追加時に表示:必要に応じて、有効にチェックON



⇒ 承認後の別アプリへの自動レコード追加機能 により、可能です。
1.各申請元アプリ(アクセス権申請アプリやパスワード変更申請アプリ等)に以下フィールドを追加。
- フィールドタイプ:文字列(1行)
- フィールド名・フィールドコード:承認番号
- 値の重複を禁止する:チェックON

2.レコード追加先アプリ(情報システム作業一覧アプリ)に以下フィールドを追加。
- フィールドタイプ:ルックアップ
- フィールド名・フィールドコード:申請元承認番号取得
※ 必要に応じて、各申請元アプリから取得したいフィールドを追加した上、「ほかのフィールドのコピー」に
指定して下さい。

3.「KWFフォーム定義」アプリを開き、各申請元アプリのレコードを開く。
※ KWFフォーム定義レコードを作成していない場合は、新規でレコード作成して下さい。
4.「5.申請元アプリのフィールドを設定します。」で以下設定。
- 申請元フィールドコード:承認番号 → 指定:承認番号
5.「9.最終承認時のレコード追加を設定します。」で以下設定。
有効:チェックON
レコード追加先のアプリID:レコード追加先アプリ(情報システム作業一覧アプリ)のアプリID
レコード追加先の承認番号フィールドコード:申請元承認番号取得
レコード追加時に表示:必要に応じて、有効にチェックON



申請元アプリ作成 関連
⇒ kintone関数で制御用フィールド作る事により、アプリをひとつに集約出来ます。
例1)部署別、且つ稟議区分別にバラバラだった稟議を集約したい
文字列(1行)フィールドへ以下計算式を設定して下さい。
- 分岐制御_1 フィールド:
IF(部署 = "財務経理部" , "1" ,
IF(部署 = "人事総務部" , "2" , "0"))
- 分岐制御_2 フィールド:
IF(稟議区分 = "システム購入" , "1" ,
IF(稟議区分 = "新規契約" , "2" , "0"))
- 分岐制御 フィールド:
分岐制御_1 & "_" & 分岐制御_2

例2)部署異動の申請と交通費変更申請が分かれているとどちらかの申請漏れがある為、アプリを集約したい
※ それぞれ承認ルートが異なるから、同じアプリに集約出来ない
申請元アプリに文字列(1行)フィールドを設置して、以下計算式を設定して下さい。
※ 申請区分フィールド(チェックボックス、選択肢:異動・交通費変更)を設置しているのが前提。
- 分岐制御 フィールド:
IF(AND(CONTAINS(申請区分 , "異動") , CONTAINS(申請区分 , "交通費変更")) , 1 ,
IF(CONTAINS(申請区分 , "異動") , 2 ,
IF(CONTAINS(申請区分 , "交通費変更") , 3 , 0 )))
⇒ [KWFフォーム定義]アプリの[経路条件式]に「==="1"」 や「 ==="2"」等と入力する事により、複数の分岐条件を含んだ申請アプリを構築出来ます。

アクセス権 関連
1.各申請元アプリに対して、以下設定。

2.ワークフロー関連のアプリに対して、
以下ページ「2.各種準備 2-1.アクセス権の設定」記載の通り、
アクセス権を設定。
統合型ワークフロー kintoneプラグイン&アプリ 設定マニュアル
尚、「人事系アプリは人事部門と申請者・承認者にしか閲覧できないようにしたい」 等、
レコード単位で制限したい場合は、ワークフロー、処理履歴アプリ共に、
以下のように設定して下さい。

ああああああああああああああああああ
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ううううううううううううううううううう
えええええええええええええええええ

おおおおおおおおおおおおお
⇒ 原則、ワークフロー関連のレコードは全ユーザが閲覧できますが、
申請・承認番号の設定と、レコードのアクセス権設定により可能です。
※ 申請・承認番号の[Prefix]を他の全ユーザへの閲覧を許可するアプリと同じにしてしまうと、
自動採番のロジックに影響が出てしまい、不具合が発生します。
1.「KWFフォーム定義」アプリの「申請番号Prefix」フィールドと「承認番号Prefix」フィールドを
他のワークフローと異なる値に設定。
※「申請番号Prefix」フィールドと「承認番号Prefix」フィールドは保存後に変更する事は出来ません。
既にレコードを作成している場合は、再度新規レコードを生成して下さい。

2.申請元アプリのアプリIDを確認。
3.「KWFワークフロー」アプリの「レコードのアクセス権」で以下設定。
第1順位
・レコードの条件:申請元アプリID = 上記2.で確認した申請元アプリのアプリID
・ユーザー/組織/グループとアクセス権:
- 特定のユーザや組織:閲覧・編集 チェックON
- 申請者:閲覧・編集 チェックON
- 処理待ち:閲覧・編集 チェックON
- 承認処理者:閲覧・編集 チェックON
- 処理依頼先:閲覧・編集 チェックON
- Everyone:閲覧・編集 チェックOFF
第2順位
・レコードの条件:すべてのレコード
・ユーザー/組織/グループとアクセス権:
- Everyone:閲覧・編集 チェックON

4.「KWF回覧通知」アプリと「KWF処理履歴」アプリの「レコードのアクセス権」も上記3.と
同様の設定。
上記手順の通り、申請元アプリ毎にアクセス権を付与したい場合は、
必ず「KWFフォーム定義」レコード毎に「申請番号Prefix」フィールド「承認番号Prefix」フィールドを
異なる値にして下さい。

運用(承認・取り下げ) 関連
1.[KWFワークフロー]アプリをクリック。
2.[申請状態]の緑のボタンをクリック。
※ [レコードの詳細を表示する]ボタンはクリックしないで下さい。
⇒ 申請元レコードやワークフローレコードのコメント欄を利用して下さい。
メンションで宛先指定も出来ますし、誰でも閲覧出来るので便利です。

※ 両アプリ(申請元アプリとKWFワークフローアプリ)のコメント欄を利用すると、どちらを確認すれば良いのか分かりづらくなる為、いずれかひとつに統一して頂く事を推奨します。
⇒ 取下げ機能を有効化する事により可能です。
※ 予め「KWFフォーム定義」アプリで「取下げ」の有効にチェックをする必要があります。

1.申請者のアカウントで該当の申請元レコードを開く。
※申請者以外のアカウントでは、取り下げる事は出来ません。
2.「進行中」ボタンをクリック。

3.「取下げ」ボタンをクリック。
※ 必要に応じて、コメントを残して下さい。
※「KWFフォーム定義」アプリで「申請元レコードへのコメント投稿」をするにしていると、申請元レコードのコメント欄に上記コメントが投稿されます。


⇒ いずれも処理ボタンをクリックする事により可能です。
※ 予め「KWFフォーム定義」アプリで「取下げ」の有効にチェックをする必要があります。

1.申請者のアカウントで該当の申請元レコードを開く。
※申請者以外のアカウントでは、取り下げる事は出来ません。
2.「再申請する」ボタンをクリック。
※ 申請状態単位でアクセス権の設定を行っている場合は、必ず「差戻し」「取下げ」に対して編集権限を付与して下さい。

⇒ 取り下げフラグフィールドの追加と、ワークフローの適用条件を設定する事により可能です。
1.申請元アプリを開く。
2.取り下げフラグ用のフィールドを設置。
例)チェックボックスの場合
- フィールド名:取り下げる場合はチェックして保存して下さい
- フィールドコード:取り下げフラグ
3.[KWFフォーム定義]アプリで該当レコードを開く。
4.[フィールド定義を再取得]をクリック。
5.[3.ワークフローの適用条件を指定します。]の[適用条件の有効化]で
[する(AND)]、若しくは[する(OR)]をチェック
6.サブテーブル上に以下設定。
- フィールド名:取り下げる場合はチェックして保存して下さい
- フィールドコード:取り下げフラグ
※ 取り下げフラグ用フィールドは、申請状態が差戻しの時のみ表示、編集できるようにカスタマイズするのを推奨します。
※ 当フラグによる取り下げは、申請者まで差し戻された場合のみ有効です。
⇒ 以下いずれかの方法により、承認後のレコードを取り下げる事が出来ます。
<取り下げ依頼をワークフローにする場合>
1.申請元(休暇申請)アプリ上に取り下げ依頼ワークフロー用のフィールド※を追加
※ 申請状態や申請・承認番号等

2.[KWFフォーム定義]アプリを開き、新たに取り下げ依頼ワークフロー用のフォームを作成
3.[適用条件の有効化]をする(AND、若しくはOR)を選択して、以下設定。
- 適用条件フィールドコード:承認番号_1※
※ 休暇申請ワークフローの承認番号
- 適用条件式:=== ""
4.[KWFフォーム定義]アプリを開き、休暇申請ワークフローのレコードを開く。
5.[フィールド定義を再取得]をクリック後、
[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]で
取り下げ依頼ワークフロー用のフィールドの[承認後]のチェックを外す。

1.申請元(休暇申請)アプリ上に取り下げフラグ用フィールド※を追加
※ 例.チェックボックス(フィールド名:承認結果を取り下げる、フィールドコード:取り下げフラグ)
※ 運用に合わせて、人事部門のみ編集可等制御して下さい。

2.[KWFフォーム定義]アプリを開き、休暇申請ワークフローのレコードを開く。
3.[フィールド定義を再取得]をクリック後、
[5.申請元アプリのフィールドを設定します。]で
上記1.で追加したフィールドの[承認後]のチェックを外す。
※ 一覧やグラフで承認後レコードのみにフィルタを掛けている場合は、上記取り消し済みレコードは除外して下さい。

調査・内部監査 関連
1.[KWF処理履歴]アプリをクリック。
※ [KWF処理履歴]アプリに全ワークフロー処理履歴が自動で保存されています。
※ 処理単位で1レコード生成されています。

2.必要に応じて、絞り込み。
3.kintone標準機能でcsv出力。
※ 申請元アプリ単位でも出力可能ですが、処理履歴としては、
申請日時・申請者、最終承認日時・最終承認者しか取得出来ません。

移行 関連
申請元アプリに、すでにレコードが存在している状態で、
KWFワークフロープラグイン(以下当プラグインと記載)を導入する際の手順です。
【概要】
当プラグインの導入後に新規作成したレコードのkwfデータフィールドおよび
申請状態フィールドに制御用データが自動作成されます。
すでに作成済みのレコードについては、制御用データを作成する必要がありますが、
レコードを編集し保存することで、制御用データが自動作成されます。
1レコード毎の編集保存操作が必要になります。
大量のレコードが存在する場合には、制御用データをCSVに書き出し、
エクセル等で既存データへの更新CSVを作成し、上書き更新することで対応をお願い致します。
なお、大量レコードが存在するアプリに当プラグインを設置すると、
アプリ一覧にて大量のダイアログが表示されてしまいますので、ご注意ください。
【手順(概要)】
1.kwfデータフィールド、申請状態フィールドが申請元アプリに設置され、経路定義、
フォーム定義が終わっている状態とします。
2.申請元アプリの一覧画面で、1レコードだけ表示されている状態にしてください。
(特定のレコード番号等で絞込みしてください。)
3.別タブで、申請元アプリを開いてください。アプリ設定で当プラグインを追加し、
設定を行ってください。
4.2.のタブに戻り、ブラウザをリロードさせてください。
すると、kwfデータが作成されていない旨のダイアログが表示されます。
OKボタンを押下してください。
さらに、その1レコードを編集し保存してください。これにより、制御用データが作成されます。
5.アプリ設定を開き、当プラグインを外してください。
6.申請元アプリの一覧画面ですべての行を表示して、レコードの書き出しを行ってください。
出力する項目は、レコード番号、kwfデータフィールド、申請状態フィールドの3つです。
7.出力したCSVをエクセルで開きます。
2.で絞込みしたレコードのkwfデータフィールドと申請状態の値を他の行にもコピーしてください。
8.CSVを申請元アプリに「更新」で読み込ませます。
一括更新のキーがレコード番号になっていることを確認して、読み込ませてください。
9.再度、申請元アプリに当プラグインを追加し設定を行ってください。
10.申請元アプリの一覧で、kwfデータに関するダイアログが表示されないことを確認してください。
表示されなければ、完了です。
※ 申請状態は「承認」や「適用外」等、必要に応じて設定してください。
ああああああああああああああああああ
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ううううううううううううううううううう
えええええええええええええええええ

⇒ [KWFワークフロー]アプリ上の最後の申請番号を参照して自動採番する為、[KWFワークフロー]アプリ上にダミーのレコードを生成する事で可能です。
例)30000番から申請番号を自動採番したい
1.ダミーでワークフローの申請を行い、[KWFワークフロー]レコードを生成。
2.上記1.にて生成したレコードの申請番号をcsv読み込みにより、「29999」に書き換え。
※ 念の為、申請元レコードやKWF処理履歴レコードも書き換えて下さい。

⇒ 以後、30000番より自動採番されます。