3-2.統合型ワークフローkintoneプラグイン&アプリ トラブル対応Tips集
統合型ワークフローkintoneプラグイン&アプリ トラブル対応Tips集
[KWFワークフロー]アプリのレコードを削除してしまうと
申請元レコードの承認操作が一切できなくなってしまいます。
対応方法
1.申請元アプリのプラグインの設定を開き、
[統合型ワークフロー]の[無効にする]をクリック後、[アプリを更新]をクリック。
※ プラグインを無効化している間は、ワークフローが適用されません!
業務時間外や事前アナウンスの上、実施される事を推奨します。

2.対象の申請元レコードを開き、[kwfデータ]フィールドの値を空白にして保存する。
3.申請元アプリのプラグインの設定を開き、[統合型ワークフロー]の[有効にする]をクリック
4.上記2.の申請元レコードを開き、表示されたメッセージに従って、
[レコードを編集する]ボタンをクリック後、[保存]ボタンをクリック。
※ このタイミングでは[kwfデータ]フィールド以外のフィールドは編集しないで下さい!

承認しようとすると
「この申請は継続できません。」
「権限がありません」
といったエラーが表示されて承認処理ができない。

対応方法
1.申請元アプリのアクセス権の設定を開く。
2.承認対象者に対して[レコード編集]権限を付与する。
アプリ単位で設定する場合

レコード単位で設定する場合

尚、ワークフロー関連のアプリは、必ず以下権限を設定して下さい。
申請しようとすると
「最終Step承認依頼先に該当者が存在しません。」
「申請できません。」
といったエラーが表示されて申請ができない

対応方法
KWF経路定義の設定内容によって、対処方法が異なります。
いずれかの方法によって、設定内容を見直して下さい。
a.[KWF経路定義]で該当のユーザーや組織が空白になっていないか確認

b.[KWF経路定義]で指定された役職者が申請者の優先する組織や上位組織に存在するか確認

c.[KWF経路定義]の最終Stepの[申請時編集]の有効がOFFになっているか確認
※ 承認者の設定やcybozu.com共通管理の組織/ユーザーのメンテナンスを
リアルタイムで行えない場合は、OFFにする事を推奨します。

機密性の高いワークフローの標題や金額が、
ワークフローアプリや処理履歴アプリ上で全ユーザーから見えてしまう

対応方法
1.[KWFワークフロー]アプリのアクセス権(レコード)の設定を開く。
2.レコードの条件を[申請元アプリID]にして、特定のユーザーのみ全件閲覧可にする。
設定例)人事系変更アプリは人事部門のみ全件閲覧可能にしたい

承認依頼先ユーザー(現在の承認者)が退職してしまった為、
ワークフローがずっと止まっている。
対応方法
以下いずれかの方法で対処して下さい。
※ 承認者の変更や強制的に却下する事は出来ません。
・取下げ機能により、一度申請者まで戻す。
※ 取下げ機能の詳細は以下よりご確認下さい。
「統合型ワークフロー kintoneプラグイン&アプリ 設定マニュアル フォーム定義 設定編」
2-12.申請者による取下げの有効化
・該当申請番号の以下レコードを全て削除。
- 申請元レコード
- KWFワークフローレコード
- KWF処理履歴レコード
・承認依頼先ユーザー(現在の承認者)のアカウントでログインして却下
申請後に承認依頼先ユーザー(現在の承認者)を違うユーザーに変更したい
対応方法
※ 申請後に承認依頼先ユーザーを変更する事は出来ません。
1.[KWF経路定義]アプリで承認依頼先ユーザーを変更。
2.承認者を変更したいワークフローを申請者まで差戻し。
3.申請者により再申請。
対応方法
Javascriptカスタマイズにより、「レコードを元に戻す」ボタンを非表示にする事が出来ます。

不要な[KWFワークフロー]レコードが残ったままになってしまうので、運用でボタンを押さないようにする、若しくはカスタマイズをご検討下さい。
対応方法
該当の申請元レコード、[KWFワークフロー]レコード、[KWF処理履歴]レコードを削除して下さい。
尚、削除権限は特定のシステム管理者にのみ付与する事を推奨します。
対応方法
以下いずれかが原因と思われるので、それぞれご確認して下さい。
1.ログインユーザが申請者である事を確認して下さい。
※ 承認者等、他のユーザでは取下げ機能はご利用出来ません。
2.「申請状態」が進行中である事を確認して下さい。
※ 進行中以外では、取下げ機能は動作致しません。

3.「KWFフォーム定義」アプリの「10.取下げの有効/無効を設定します。」の
有効にチェックが入っているかご確認下さい。
※ チェックを入れた前の申請分には適用されませんのでご注意下さい。
